スカルストーリー
小さな子供の頭蓋骨くらいはあるスモーキークォーツのスカルは、太陽光の下では不思議な色合いで輝きます。スカルの中はまるで宇宙空間のようです。真の所有者が、このスカルに埋め込まれている暗号を解読し、交信をするのでしょう。
このスカルとの出会いは、マウントシャスタのふもとに住むNさんの家を訪れた時でした。Nさんは、自ら「スカルウーマン」と名乗るくらいスカルの収集家でもあるのですが、彼女の家の庭にある「クリスタルサンクチュアリ」を見せていただいた時に、芝生の上にタイガーアイが2つ落ちていたのです。
Nさんは、「スカルの目が落ちている! ずっと探していたのに、なぜここにあるの?」と大騒ぎ。何のことかわからない私がぽかんとしていると、このスカルを出してきて、2つのタイガーアイは、スカルの目に収まりました。目玉が入るとこのスカルは愛嬌があります。不思議と親近感がわいてきました。
私はこのスカルを持ったとき、「届けなければ! このスカルの持ち主がいるに違いない」という思いが沸き上がりました。目玉が現れたのは何かのサインなのでしょう。約束のレムリアンシードを見せてもらって選んでいる間もスカルのことが気になっていましたが、「あれはNさんの大事なものなのだろう。あきらめようか・・・」と思い始めた時、ふっと視線を感じました。スカルの視線を。
意を決して、Nさんに「あのスカルがほしいけど、あれを譲ってもらえる?」と聞いてみました。Nさんは、スカルをひざの上に乗せてスカルと見つめ合ったあと、にっこり笑って、「このスカルが日本に行くのね。なんて素晴らしい! あなたはシャスタと日本のクリスタルの架け橋を作るのね」と言ってくれました。そして、私の手元にスモーキークォーツのスカルがやってきたのです。このスカルの持ち主へお届けするまで私が預かることになりました。
いつ、どんなタイミングで、スカルを見て「胸キュン」する方が現れるか・・・楽しみです。